国産車のエンジン載せ替え費用は、車種による差はあまり大きくありません。
ただし、エンジンが新品か、中古か、リビルトか、によって費用は変わります。

以下の表をご覧ください。

	普通自動車	軽自動車	外国車（輸入車）
エンジン載せ替え費用 （エンジン本体＋工賃）	10~60万	10~50万	20~80万、それ以上も

表の費用は、エンジン本体の費用と、作業工賃の合計金額です。
多くの場合、工賃だけで10万円ほどかかります。

エンジンの載せ替えは、エンジンを丸ごと交換すること。
新品のエンジンか、中古のエンジンか、リビルトエンジン（消耗部品や不良部品を新調した、再生産エンジン）か、いずれかを選んで交換します。

この新品かリビルトかで金額が大きく変わりますので、金額の振れ幅が大きくなっています。

新品のエンジンの購入には、少なくとも50万ほどの予算をみておくべきです。
中古の場合、走行距離などにもよりますが、10万円程度で済む場合もあります。

正確な費用は、正式な見積りをとらないとわかりません。
おおまかな目安になりますが、国産車の場合、15万〜50万円が相場と考えてください。

外車（輸入車）の場合、車種によって差が出てきますが、25万〜70万円が相場です。
パーツや部品を海外から取り寄せる必要があると、輸送費もかかるので、100万円を超えることもあります。

※なお、壊れたエンジンを分解して点検・修理・再生する「オーバーホール」という方法もあります。しかし、これは手間も大きく、乗せ換えよりもさらに高い費用になります。

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エンジンが故障した車でも、意外な値段が付く可能性があります。

エンジンの交換や修理には、何日かかる？

エンジンの載せ替えをする場合、ディーラーや修理工場に車をあずけます。
お店によりますが、およそ２〜５日ほど、長いと２週間ほどかかります。
その間、もちろん車に乗れなくなります。

エンジン載せ替えをする場合、排気量の多いエンジンに載せ替えると、パワーアップするメリットがあります。

ただ、エンジンには、「1.5L直列4気筒DOHC」「3L水平対向4気筒DOHCターボ」など種類が多くあります。
そのため、異なる車種やメーカーのあいだでエンジンの載せ替えをする時は、マッチングや調整にも手間と費用がかかってきます。

また、排気量の違う車、エンジンの形式が違う車に載せ替える場合、「改造申請」という審査を通す必要があります。その上で「構造変更申請」をして、車検証を書き換えます。 この手続をしないと、車検が通らないのでご注意ください。

同じ型のエンジンを載せ替える場合は、車検も通常通りで大丈夫です。

これは、エンジンの載せ替えによるトラブルの例です。

特に中古エンジンの場合、すでに走行距離が多かったり、劣化していることも多いです。交換したけど半年後に故障した…なんて可能性は、十分にあります。

やはりエンジンの載せ替えは、車に負担がかかります。
とくに同車種・同型・同仕様の車以外への載せ替えは、周辺の駆動系、ブレーキを含めた足回りなどの検査や調整が必須。技術の高い整備士でないと、失敗する可能性も高いです。

同車種・同型・同仕様の車であっても、チェックや工事に手間がかかります。

このような車は、エンジンが不調になるリスクが高いです。

そして、じつはエンジンが不調になると、エンジン以外の部分も不具合を起こす可能性が高くなります。

具体的には、エンジンにつながっているミッション系統（ギアなど）の不具合が多いです。
ちなみに、このミッション系の修理費用は、20万円以上が普通です。

もしエンジン載せ替え以外に、ミッション系も故障していたら…。
間違いなく、車を買い替えたほうがお得です。

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エンジンが故障する原因は、いろいろです。
そのなかでも、とくに多いのが「エンジンオイルの劣化」です。

意外に思われるかもしれませんが、エンジンオイルは、エンジンの故障を引き起こすほど大事なモノなんです。

エンジンオイルは、ピストンとシリンダーの間に、膜を作ります。潤滑油として、摩擦を抑え、「焼きつき」を予防しているんですね。
エンジンがスムーズに動くために必要な、とても大切な存在です。

ただし、定期的に交換しないと、オイルの質が劣化していきます。その結果、エンジンの摩耗が進み、壊れてしまうんです。

基準としては、１年間（12ヶ月）または15,000kmほどでの交換が推奨されています。

エンジンは車の心臓とも言える部分。エンジンオイルは、そのエンジンを支えている縁の下の力持ちなんですね。

エンジン故障の理由は、その他にも…

などなど、さまざまな理由があります。

エンジンの故障を防ぐために、オイル漏れや水漏れをチェックしよう

以下の項目を定期的にチェックすると、エンジントラブルの予防につながりますよ。

ちなみに水温の適正温度は70℃〜90℃ほど。
油温は、水温より10℃ほど高い温度が理想です。

エンジンの載せ替え費用が高すぎる…

そんな場合は、エンジンのオーバーホールという選択肢も浮かぶと思います。
オーバーホールとは、エンジンを分解して修理すること。

ただし、オーバーホールのほうが費用が高くなるケースも多いんです。

また、2000年以降に発売されたAT（オートマ）車は、CVTエンジンというエンジンを積んでいます。
このCVTエンジンは、コストを抑えた性能の高いエンジンです。ただし、分解できないので、故障しても修理はできません。

そのため、2000年以降のオートマ車の場合、エンジンが故障したら載せ替えになる確率が高いのです。

あなたがもし、

こんな風に思っているのであれば、次にやるべき行動は「車の査定」です。

「え？　エンジンが壊れた車なんて、売れないでしょう！」と思ったあなた…ちょっと待ってください！

エンジンが壊れた車は、中古車としては価値がないです。
なので、「下取り」もしてもらえません。

ディーラーや中古車販売店に処分を依頼しても、「処分費用に、３万円かかります」などと言われます。よくても「査定はゼロ円」でしょう。

というのも、ディーラーや車販売店は、自分たちでは廃車処分にすることができません。引き受けた後、解体・廃車業者に廃車の依頼をします。
その時の手数料が、「処分費用」として、あなたに請求されるのです。

安くて１万円、高いと３万円ほど廃車料金をとられるでしょう。

でも、だからといって、「エンジンが壊れている車には価値が無い＝売れない」
と考える必要は、ないのです。

じつは、エンジンが壊れた車や、大きな故障や事故を起こした車を専門にした、買取り業者があるんです。

エンジンがダメでも、その他のさまざまなパーツや部品、金属素材が車にはあります。
その部品や材料に値段をつけてもらえるので、結果として数万円の買取価格が付くのです。

しかも、そのような廃車買取業者のなかでも、以下の３つの条件を満たしている「みんなの廃車工場」は、とてもオススメです。

さらに…！

みんなの廃車工場は、廃車買取の実績が10万台以上あります。

「車検の時などに、税金や自賠責の保険料を払ってしまった」という人でも、大丈夫です。きちんと申請すれば、過払い分は戻ってきます。その税金の面倒でフクザツな手続きも、みんなの廃車工場におまかせでOKです。
正直、とってもラクちんです。

その他に、廃車の時に必要になるいろんな書類の手続きも、おまかせでOKです。

なので、もしあなたが少しでも「買い替えようかな…」と思っているのであれば、みんなの廃車工場で無料査定をしてみてください。